はいどうも、今回はイギリスのロンドン治験にコロナ禍の中参加してきました。治験バイトの報酬等の金額や副作用、渡航の旅費や滞在費の補助、交通手段など徹底的に解説していきます。
相変わらずアホな体験談ブログになりますが何卒温かい目で見守りください。
目次
イギリスにも治験のバイトがある
イギリスにも治験のバイトはあります。
これから海外治験を検討している方は最初はイギリスの治験をおすすめします。
イギリスは日本人でも治験ができる
イギリスの治験は日本人対象の募集が多いです。
国によっては
「アジア人対象」
「現地民対象」
と募集層が広く対応は全て英語で英語力0の人にはとてもハードルが高いですが
イギリスには日本人を中心に募集した日本語サポート等の治験案件多数あります。
イギリス コロナ中の治験の報酬
・3泊4日×3回+事後検診1回
・入国~帰国までの期間50日程度
・金額2660ポンド(約40万)※国内交通費込
1£(ポンド)=約150円
※2021年7月
今回の金額は約40万円程度ですが決して高い金額ではありません。
他のロンドン治験者には60万~100万稼ぐ人もいました。
治験はイギリスで30泊ぐらいだといくら?
恐らく100万近くはいくと思います。
もし、30泊の案件があれば私は喜んで行きます。
イギリスの治験はどんな会社が募集してるの?
・UK治験
・リッチモンド
他にもあると思いますが詳しくはわかりません。
イギリスの治験はやばい?
イギリスの治験はやばいか?とよく聞かれますがそんな事はないと思います。
・食事は日本食
・渡航費補助
・滞在先用意
・日本語サポート
・施設が綺麗
他の国に比べたらかなりまともな方です。
海外ではもっとやばい治験がたくさんあります。
・サポートなし
・単価が低い
・渡航費補助なし
・施設が不衛生
国によってはベッドがシングルベッドではなく治験者と共有の2段ベッドだったりご飯が不味すぎる等総合的に悪いとこもあります。
治験のイギリスのブログは信用できるか?
海外治験ブログは鵜呑みにするのは危険です。
私も海外治験を参考にしましたが違う面も多々ありました。
全てが正しい情報とは言えません。
しょせん個人ブログですし情報が古かったり筆者の独りよがりな部分もあります。
このブログも鵜呑みにせず参加を検討の際は常に最新情報を確認するようにしてください。
薬と副作用
飲み薬:神経疾患
副作用:なし
後遺症:特になく発熱、嘔吐、気分が悪くなった等の不快感も特にありませんでした。
イギリスの治験で死亡した事は?
過去に英ワクチン治験でブラジルの参加者死亡しています。
これを知った時の私はめっちゃビビりました。
詳しくは↓↓
https://www.bbc.com/japanese/54640672
死因はコロナ?施設はどこ?
いろいろ調べてみましたが
結論:よくわからなかったです。
日本やフランスでも死亡事故は起きています。
どこで起きてもおかしくないですが私はほぼほぼ大丈夫かなと思ってます。
日本の治験でも過去に被験薬の投与完了から5 日目で電柱から飛び降りて脳挫傷を負って死亡した事件が起きました。
厚生労働省は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に調査を行わせた上で、
「全般的な治験実施体制等にGCP省令からの重大な逸脱に該当する所見は認めない」
とよくわからない結論です。
死亡事件は治験による100%の原因で死亡したのか?と問われると断定できないものばかりです。
この記事を読んでいる人は治験慣れしている人が多いのでわかると思いますが実際に治験を受けて
大きな後遺症を患う事はほぼありません。
ただ、やはり100%大丈夫ではないのであくまでも治験参加は自己責任でお願いします。
イギリス 治験 壊死
英国で2006年3月半ば、抗体医薬「TG1412」のフェーズ1臨床試験で、投与直後に被験者が次々に倒れ、全員が多臓器不全に陥るという事件がありました。
詳しくはこちら↓↓
治験に参加する以上
・リスク0
・安全100%
と思ってはいけません。
ただ、周りに何年もプロチケラーをしてる人がたくさんいます。
特に副作用や後遺症もなく至って健康な人達ばかりです。
私は今後も自己責任で治験に参加すると思います。
イギリスの治験で事故が起きたら
治験施設に任せるしかないと思います。
事前検診の際に「不慮の事故が起きた場合は補償します」といった文面の同意書を交わすので
何か起きた→知らない→ポイはないと思います。
イギリスの治験はワクチンが必要?
治験にワクチンが必要かは案件によります。
案件によってはワクチン接種から何日空けないと入れない等があります。
・日本でワクチンを済ませるか
・イギリスでワクチン接種をするか
・ワクチン未接種でいくか
・ワクチン接種済みだがしていない体でいくか
時期によって情報が変わる可能性が高いのでそこはコーディネーターさんと必ず相談(あっちから聞いてくるかも)するようにお願いします。
私のスペック
・英語喋れない
・無職
・30代
・痩せ型
・関東在住
・純日本人
・コミュ障
・治験歴10回以上
私は、、
つまりその、、、、、
世界を旅するブロガー?⇛違います
留学経験もあり英語が堪能?⇛違います
海外旅行が大好き?⇛違います
PC1代で生活する高収入のフリーランス?⇛違います
ただ金がねええんんだよおおおおおおおお!!
でも働きたくねーーーーーーーーーーーーーーーー!
治験の参加理由は
「楽して大金が欲しかった」
それだけでござるよ(^o^)
イギリスのロンドンの治験の費用補助
・往復航空費⇛全額出る
・車、バス等の交通費⇛出ない
・滞在費⇛出ないが無料の指定宿泊所がある
・食費⇛出ない
・陰性検査証明書⇛全額出る【リスクヘッジ】
・健康診断に落ち即帰国でも⇛出る
・事後検査の数値が悪く再検査の場合⇛1回目は出ないが2回目以降は出る【費用が出ない場合】
領収書の提出忘れ、自己都合の辞退、検査時や入院中に薬物反応やアルコール数値、食べてはいけない食品等の数値が出た場合、その他不当行為とみなされた場合は一切出ません。
基本的に渡航費用はだいたい会社から出ます。
注意点としては事前にくれる訳ではないので入国前の渡航費用から立替なければなりません。
金欠にはピンチです。
陰性検査証明書は必須
【入国条件】
・入国から72時間以内の陰性証明書
・証明書のみ対象
イギリスではコロナ禍なので事前に病院でPCR検査を受けてコロナの陰性証明書がないと入国・帰国ができません。
※2021年7月
詳しくは治験会社から説明があります。
入国の72時間、つまり飛行機に乗る前日or当日程に病院で検査+陰性証明書をもらう必要があります。
なんかめんどくせ~と思いました。
金額はクリニックにもよりますが2万~3万円程です。
高すぎますがもちろん後から会社から出ます。
流れとしては
入国の3日以内に日本の病院で検査⇛発行
帰国の3日以内に英国の病院で検査⇛発行
【注意点】
陰性証明書を当日に発行できないクリニックもあります。
また当日発行が可能なクリニックでも検査希望日に予約が満席なとこもあります。
早めにクリニックを調べておきましょう。
私が行ったクリニックは東京都渋谷区恵比寿の「あゆむクリニック」というクリニックで陰性証明書を取りました。
帰国の際ですがヒースロー空港近くにあるcollinson社のPCR検査で陰性証明書を受けました。
イギリスの病院に行くなんて不安、
と思う人もいるかもしれませんが病院だけでなく空港内で検査場を設けてるとこもあります。
航空費
【補助条件】
・最安値のみ
・領収書や航空メール等は会社に提出・転送
・予約前に航空券の詳細をスクショして会社に送信⇛承諾後予約【※対象外】
・座席指定料
・荷物費用
・観光会社のツアー経由からの購入・その他代理店からの購入
・領収書や航空会社のメールを不提出
基本的に航空費は往復分、治験会社が負担してくれますが条件や注意事項もあります。
領収書やメールの転送はくれぐれも忘れないようにしてください。
忘れると交通費がおりません。
また予約を取る前に治験会社には事前確認必須がです。
私
「ここの航空会社のこの料金で大丈夫ですか(スクショ送信)?」
会社
「はい、それで大丈夫です」
といったやり取りが必要になります。
利用した航空会社:シンガポール航空
後ほど説明しますが個人的にはJALを強くおすすめします。
滞在費
滞在費は出ませんが入国から治験終了後+1週間まではロンドン郊外の一軒家に無料で泊まれます。
ただ、滞在先はシェアハウスです。
他の日本人治験者と共同生活になります。
また、ゴミ出しや片付けやその他、共同作業もしなければなりません。
コミュ障なので行く前は不安でしたが行ってるみと全員日本人の治験参加者で安心しました。
返金の流れは?
治験終了後→1~2週間程度
UK治験からメールで送金フォームが送られてきます。
WordまたはPDFで必要事項を入力後→1週間~2週間で返金
イギリスの銀行から送金になるので日本の口座によっては送金できない、手数料が高くかかることがあります。
おすすめの口座は
・メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)
・新生銀行
・ソニー銀行
※楽天銀行は海外では中継銀行が必要なのでおすすめできません
銀行以外では
・wise
等がおすすめです。
出発前にコーディーネーター自分の口座でいけるか?確認するのをおすすめします。
治験 イギリス 航空券
航空会社の「スカイスキャナー」から予約をとりました。
出発の10日程前から予約候補を予約画面をスクショ⇛会社に送信⇛承諾⇛予約
最安値のプランで行く必要があります。
航空予約の面倒だったとこ
・乗継便がレッドリストの国をダメ
・日程変更が無料な航空券を取る
航空予約は「往復」で取りました。
イギリスには入国ルールがあり予約の際に面倒に感じると思います。
乗継便がレッドリストの国はダメ
イギリスでは国によって入国できない、および厳しい隔離措置を受ける国があります。
それらは国別でリスト化されおりレッドリスト・琥珀色(だいだい色)リスト・グリーンリストの3つで分けられています。
具体的に話すと長くなるのでざっくりと↓↓
入国難易度 | 国 | 制限 | |
レッドリスト | 高 | アラブ首長国連邦、カタール | 入国困難/検疫ホテル10日間 |
琥珀色リスト | 中 | 日本、ロシア | 自宅待機10日間(緩い) |
グリーンリスト | 低 | 香港、クロアチア | 待機等はなし |
結論から言うと乗継国がレッドリストの国だと渡航が困難になります。
琥珀色リストは自宅待機10日間ですが10日以内でも治験等の医療貢献が目的なら外出できるので事前検診は受けれます。
日本からイギリスまでは直行便で行くのは難しく主に乗継便で行くことになります。
・直行便→他の国を経由しない
・乗継便→他の国を経由する
入国ルールではこの乗継便が曲者で例えば乗継経由国がレッドリストの国ならばレッドリストの規則を受けなければなりません。
例1) ✖乗継経由国がレッドリスト:アラブ首長国連邦(ドバイ)の場合
日本(東京)
↓
アラブ首長国連邦(ドバイ)
↓
イギリス(ロンドン)
↓
入国困難or管理検疫ホテル10日間(厳しめ)
例2) ⚪乗継経由国が琥珀色リスト:ロシア(モスクワ)の場合
日本(東京)
↓
ロシア(モスクワ)
↓
イギリス(ロンドン)
↓
自宅待機10日間(緩め)
日程変更が無料な航空券を取る
往復予約の際は帰りの便が日程変更ができる航空会社を選ばなければなりません。
海外治験は場合によって日程通りに帰れないことがあります。
例)
・事前検診で落ちる→帰国が早まる
・事後検査で延長→帰国が遅れる
・報酬振込み日によってタイムラグが出る
予定通りに帰れない場合があるので日程変更が無料な航空会社を選びましょう。
※2021年8月
滞在先の家はどんな感じ?
一軒家のドミトリーハウスです。
同じ治験参加者の人達6人~12人ぐらいで同じ屋根の下で過ごす事になります。
一部屋に2人で2段ベッドで共に過ごす事になり部屋によって広さも違います。
空き状況によっては1人1部屋使える事もあります。
当たり前ですがキッチン・食器・トイレ・入浴・洗濯機・テレビ・鍵・ドライヤー・冷蔵庫等全て共有です。
ちなみにトイレとお風呂はセットのユニットバスです。
Wi-Fiとコンセントはあります。
滞在先の向かい方
滞在先は2箇所ありどちらも最寄り駅はpeterborough(ピーターバラ)駅です。
ヒースロー空港到着
↓
Kings Cross(キングスクロス:ハリーポッターで有名なとこ)
↓
ピーターバラ駅に向かう
徒歩orバス
滞在先のマナー
・使用後の食器は早めに洗う
・洗濯機を利用後は早めに洗濯物を取り出す
・長風呂しすぎない
・散らかさない
・占領しない
他にもありますがみんなが使っているという意識を持ってれば大丈夫です。
共同生活なので基本的にそこまで厳しい人はいません。だいたいみんな緩いです。
滞在先の過ごし方
・みんなと喋る
・スマホで動画を観る
・スーパーに買い出し
・パソコン作業
ほとんどの方はパソコン作業をしています。
あとはスーパーで買い物して飯作って、喋って寝るといった感じです。
滞在先の人達
滞在先の人は全員日本人男性で年齢も20歳から55歳までいました。
属性としては世界を旅するバックパッカーや治験だけで生活するプロチケラー等の個性強めな人達が多かったです。
既に治験を終了して帰るだけの人もいれば、治験途中で一時帰宅してる人、これから治験を受ける人、健康診断に落ちてこれからを考える人等バラバラです。
ほとんど英語が喋れる人が多いですが私みたいに英語0で来てる人もいます。
滞在先ではみんな日本語で喋るので英語を使う事はほぼありません。
また、早くから住んでる人達が治験情報や近くのスーパー等いろいろ教えてくれるので心強かったです。
連絡手段
治験会社とは主にメールとLINEでやりとりします。
ちなみにLINEは日本から海外でも使えます。
メッセージや電話は通常通りできますし海外でも無料です。
別途料金がかかる等もありません。
ロンドンから母親とライン通話をしました。
ちなみに私はマザコンです。
応募までの流れ
以前から治験サイトに登録して募集メールが届くようにしてました。
ロンドン治験開始の3週間前から募集メール
↓
募集メールに返信
↓
日本人スタッフからメールのやりとり
↓
電話で事前問診・日程調整・渡航から入国までのサポート説明
(30分程度)⇛パスポート必須
↓
電話後、渡航費補助の詳細や入国に関する案内メールが届く
持参物
・パスポート
・スマホ
・ワイヤレスイヤホン
・ノートPC
・充電アダプタ
・プリペイドSIM
・PC用イヤホン
・モバイルバッテリー
・下着4枚
・靴下5足
・歯ブラシ
・歯磨き粉
・デンタルフロス
・現金
・クレジットカード数枚
海外旅行3種の神器と呼ばれる「パスポート、スマホ、クレジットカード」があれば最悪あとは現地調達でなんとかなります。
ないときつい物
個人的にこれがないと不便になる物をご紹介します。
タッチ決済機能付きデビットカード
クレジットカードは必ずタッチ決済機能付きのデビットカードを複数枚持っていってください。
個人的にVISAかMasterCardがおすすめです。
JCBは世界でも使えるようになったとは言いますがやっぱりまだ微妙です。
私は楽天銀行のVISAデビットカードを利用しイギリスでも問題なく使えました。
気をつけてほしいのは
「VISAやMasterCardだから大丈夫だろ」
と思いきやカードによっては現地で使えない物もあります。
「あれ、反応しないぞ…..」
私は楽天デビットカード以外にも他のVISAやMasterCardカードを使いましたが使えませんでした。
また、クレジットカードの紛失や盗難、ATMに入れたら出てこない等海外では何が起こるかわかりません。
実際に滞在先の人でATMからカードが戻ってこなかった、スキミングされて覚えのない請求が来た人もいます。
クレカ1枚じゃ危険です。
更にイギリスではキャッシュレスが進んでるのでクレジットカードが使えないととても不便です。
現金主義はおすすめしません。
しかし、クレジットカートさえあれば
スーパーや電車、カフェ等全てクレカ一枚で全て完結します。
ちなみにアップルペイやグーグルペイも使えます。
クレジットカードは必ず複数枚持っていきましょう。
イギリス用充電器
コンセント事情に関してはやらかしました。
イギリスと日本はコンセントの形状が違います。
故に日本の充電器はイギリスのコンセントに挿せないので使えません。
私はそれを全く知らず滞在先に着いてから知りました。
スーパー等にも充電器は売ってありますが購入して使ってみると充電中にスマホが誤作動を起こしました。
「あれ、ユーチューブを開こうとしたらgmailが開かれるぞ」
「『い』と打つと『。』になる….文字が打てない」
※端末機器による、他の人は問題なく使えてました
特に壊れたりはしませんでしたが充電中はスマホが使えないというストレスがありました。
日本用コンセント変換プラグ等を一つ持っておくと便利です。
日本の大手の電気屋(nojima等)には売ってあります。
ちなみにイギリスには変換プラグはそこらへんには売ってありません。
私は結局、変換プラグを滞在先の人に4ポンド(600円)で売ってもらいました。
プリペイドSIM
イギリスでもスマホが快適に使えるようにプリペイドSIMを事前に購入しました。
プリペイドSIMとは「30日間で12G使い放題1500円」と言った使い捨てSIMです。
当初は「イモトWi-Fi」等の海外用Wi-Fiルーターのレンタルも検討しましたがWi-FiルーターのレンタルよりプリペイドSIMのコスパがよかったのでプリペイドSIMにしました。
実際に滞在先の日本人も全員プリペイドSIMを使用していてWi-Fiルーターを使っている人は周りにいませんでした。
現地で買う事もできますが事前に日本で買っておいた方が安くて安全です。
外貨の両替は?
事前に日本の金券ショップで両替しました。
空港で両替するとレートが手数料が高いらしいので銀行や金券ショップで両替する事をおすすめします。
FX口座から安く換金もできるらしいのですが調べた結果、よくわかりませんでした。
海外を旅慣れしている人は現地のATMで引き出す人が多いですが私は不安だったので事前に換金して行く事にしました。
両替場所はイギリスと日本どちらがお得?
レートや両替場所にもよりますので一概には言えません。
行きは日本でいいと思います。
よく海外ブロガーの方が
「せっかく海外旅行に来たのに換金場所を探したり行く時間が勿体ない」
と言います。
まあ、私の場合は海外で両替できるか不安でした。
場所が見つからない、換金方法がわからない、英語話せない、レートがわからない、不安要素があったので国内で済ませました。
報酬の受け取りが死活問題
UK治験では治験報酬の受け渡しが日本ではなじみのない小切手払いになります。
この小切手払いがマジで死活問題です。
小切手を現金に換金するにはイギリスの銀行口座を開設し換金しなければなりません。
しかし英語力0の自分にはそんな芸当無理ですしなんか嫌です。
治験の案件によっては口座なしでもで提携先の銀行で無料で換金してくれるとこもありますがしてくれないとこもあります。
してくれないとこは自分で換金しなければなりません。
イギリスのメガバンクを口座開設するには「住所証明書」が必要になり簡単に言うと面倒くさいです。
なので日本人治験者はみんなインターネットバンク「monzo」を開設します。
このmonzoとはイギリスのインターネットバンクで海外旅行者でも郵送先の住所さえあれば気軽に口座開設する事ができます。
渡航時間と費用
時間:〇〇時間
費用:往復〇〇円【時差】日本がイギリスのロンドンより8時間進んでいます例) 7/1東京都11:20イギリスロンドン3:20
直行便ではなく経由で行きました。
あまり観光には興味がありません。
むしろ不安がいっぱいでした(泣)
できれば行きたくねー!でも金がねえ(泣)
飛行機に搭乗中(とうじょうちゅう)
飛行機はエコノミークラスでしたが快適でした。
コロナ禍だったためか行きも帰りも席が空いてました。
1ブロック3席ですが両隣には誰もいません。
3席分使って横になってぐっすり寝れました。
搭乗中はネットは繋がりませんしWi-Fiも使えませんので席に搭載された映画をひたすら観ていました。
機内食はチキンがビーフか、ジュースかコーヒーか等選べます。
CAさんが
「chiken or beef?」
「apple or coffee?」
と聞いてきます。
味も美味しかったです。
搭乗時間は長いですが寝る事ができればそこまで長くは感じません。
帰国の際は?
・PCR検査場探し+予約
荷物検査
行きは問題なく大丈夫でしたが帰りに眉毛用ハサミで引っかかり→処分となりました。
荷物検査は液体系、火器、刃物等が通りません。
水やデンタルリンス、ライター等は処分されることもあります。
ただ、リュックから出さずに通ることも全然あります。
私もリュックから水を出すのを忘れてましたが無事に通りました。
刃物の眉毛用ハサミは行きは問題なく通り、帰りはリュックの中に入れた状態でスキャンチェックで言われました。
知り合いもバレずにワインを持ち込んだ人もいます。
入国審査
入国審査はとても緊張しましたがあっさり通過しました。
入国審査官
「Why are you here?(なぜここに?)」
自分
「for vacation(観光です)」
入国審査官
「ok」
終了(5秒)
ええええええええ!
楽すぎる!
めちゃくちゃびびってた入国審査はなんと5秒で終わりました。
ただ、これは自分の場合であって同じ日本人治験者の人は質問攻めに合い通過するのにとても時間がかかった人もいました。
入国審査官の厳しさは
・出身国
・時期
・パスポート内容
・空港
・入国審査官の気分
・見た目やフィーリング
等によってバラバラです。
事前に入国審査対策をネットで調べておいて聞かれることを対策しておけばなんとかなります。
youtubeで
「イギリス 入国審査」
「海外 入国審査 英語」
等で検索して視聴しておくことをおすすめします。
英語が喋れなくてもなんとかなりました。
身振り手振りでなんかわかる、そして伝わる、ただテンパる。
また、入国審査の経験がある方はわかるかもしれませんが滞在先の住所と電話番号を聞かれる事もあります。
会社から滞在中の一軒家の住所と電話番号を教えてもらえるのでそちらを伝えましょう。
個室に連れて行かれた場合
ほぼありえない話ですが、稀に入国審査に通らず個室に連れて行かれて荷物検査をされる場合があります。
治験の書類などが見つかると「こいつ治験か」と入国審査に影響が出る場合があります。
勤勉な方だと書類印刷までしますが治験情報の入った書類は何も持って行かないようにしましょう。
入国審査の注意
事前に会社から電話で説明がありますが入国審査で「治験で来た」と言ってはいけません。
治験はボランティアに該当しますが有償ボランティアでお金が発生します。
あくまでも「就労」ではなく「観光」という名目で来ています。
原則として観光で『稼ぎ』が発生するのはよろしくありません。
事前にロンドンの観光地を調べておいて「ロンドンの〇〇に行きます」とてきとうに言えば大丈夫です。
ロンドンのコロナ事情
ロンドンのコロナ事情ですが日本よりは感染者が多いです。
一日の感染者数が3万人の日もありました。
ただ、外を歩く限り日本よりはとても緩いです。
マスクの着手率ですが街中や電車では半分ぐらいの人はマスクを着けていません。
日本よりは明らかに危機感はないですが個人的にはなんか好きでした笑
外出を避けてる事もなくスーパーやバー、市街地等でも人はたくさんいました。
コロナになったらどうするの?
日本人治験者がコロナに感染する人は今までたくさんいたみたいです。
もし、感染した場合はUK治験側が隔離施設をとってくれて治るまでの数日間は食費・宿泊費・交通費等負担してくれるそうです。
ロンドンの治安
治安に関しては実際に現地で感じた体感ですが大丈夫だと思います。
特に事件に巻き込まれたりはしませんでした。
変に見ず知らずの人の話に乗らず、着いて行かずスリに気をつければ特に問題はありません。
ナイフや拳銃を持ってる人もいませんしギャングみたいな集団もいませんでした。
街中やスーパー、電車やバス、空港などいろいろ行きましたが至って平和でした。
街中でも緑の公園や修道院、広場では家族連れがたくさんいて和みます。
殺伐とした雰囲気も特にありませんでした。
アジアアンヘイトのような攻撃も食らっていません。
【※偏見です↓↓】
そしてイギリスの人達は日本人ほどきっちりしていません。
仕事中の人ですらだるそうな職務怠惰感があります。
多分、揉め事を起こして面倒になるのを一番避けていると思います。
※全てのイギリス人がそうだと言っている訳ではありません。
イギリスはどこか東京みたいな「我関せず」感がありました。
不安の英語
英語については喋れなくても大丈夫です。
交通(バス・電車)→グーグルマップ
買い物(スーパー・コンビニ)→クレジットカード→セルフレジ
電車やバスの乗り方、スーパーの買い方等は事前にユーチューブを観るといろいろ出てきます。
最初は一つ一つが抵抗ありますがやってみれば呆気なくできますので安心してください。
他にも滞在先に着いたら日本人の先輩方と買い出しに着いていったり健康診断の日が同じ人と当日一緒に行けばなんとかなります。
滞在先や治験先にも私みたいに英語力0の人がいます。
書類は英語で書く必要がある
同意書等の書類関係は英語表記で書く必要があります。
と言っても名前・生年月日・住所の3つが書ければ問題ないのでご安心ください。
記入の際は日本人スタッフが教えてくれます。
・名前
例) 山本太郎→TARO YAMAMOTO
・生年月日
例) 1986年9月2日→2/Sep/1986
・滞在先の住所→後でメールで送ってもらえる
・自宅住所
例) 渋谷 109
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2丁目29−1
↓
2-29-1, Dogenzaka, Shibuya Ku, Tokyo To, 150-0043, Japan
日本語住所を英語表記に変換サイト→JuDress
隔離期間(10日間)
イギリスの場合、日本人は入国してから10日間は外出をしてはいけません。
※2021年7月
え?てことは事前検診の10日前に入国しないといけないの?
と思うかもしれませんが一般的な外出が10日間だめであって治験などの医療貢献の場合は外出は認められるそうです。
事前検診
時間:8時~12時(4時間程度)
受付(書類記入)
↓
事前説明
↓
採血
↓
蓄尿
↓
心電図
↓
医師による問診
帰りにお菓子を貰えました。
起床してから絶食だったので地味に助かりました。
結果発表
健康診断から一週間後にメールにて合格しました。
結果が来るまではそわそわしたのですごく安心しました。
もし、落ちた場合は他の案件をUK治験から紹介されて滞在先の宿泊期間も延長してくれると思います。
施設
綺麗でした。
特に不満はありませんでした。
食事
食事は普通の日本食でした。
ハンバーグ定食からうなぎ定食まででます。
そして朝・昼・夜・夜食のスナック菓子と夜にお腹が空く人にも心配ありません。
そして一回一回の食事量がとても多いです。
イギリスの治験は日本と違って食事を残しても大丈夫です。
むしろ毎日、全て完食すると必ず太ると思います。
食事に関しては量が多い以外は不満はなかったです。
看護婦
看護婦にかわいい人はいました。
人種はバラバラで黒人・白人・アジア人・カトリック・イスラム等様々です。
年齢も若い人から高齢の方までバラバラでした。
ただなぜかぐっと来ませんでした。
初めての海外治験で落ち着かないのか、単に好みの女性がいないのか自分でも理由はよくわかりません。
ベッドの寝心地
普通です。
普通の病院ベッドで良くも悪くもないです。
特に問題なく眠れました。
治験者同士の人間関係
日本人治験者にはいろんな人がいました。
基本的に海外を旅してまわる旅人が多かったです。
何十カ国も旅したという人もいれば世界の治験を巡るプロチケラーもいました。
話してて楽しい素敵な人もいましたが逆に「こいつやばいな」という人もいました。
観光
・カジノ→無料→ドリンク飲める
・大聖堂→無料
・チャイナタウンで食べ歩き→高くはない
・公園で休む→無料
都会のロンドンでも無料で過ごせるとこはたくさんあります。
特に買い物もレジャー施設も行ってませんが歩いてるだけで気持ちよかったです。
治験中のおすすめの過ごし方
おすすめの過ごし方はyoutube、電子書籍で漫画を読む、音楽を聞く、昼寝をする等です。
とくに日本の治験と変わりはありません。
人によっては仕事としてブログを書いたり英語学習、動画編集をしている人もいました。
他にも治験者との会話もとても楽しかったです。
ただ治験者でも話してて楽しい人もいれば面倒な人もいます。
面倒な人と遭遇したら
ある程度仲良く話しだけして「深入りしない」事をおすすめします。
報酬の受け渡し
報酬は現金ではなく小切手(checkと言われる事もある)で渡されます。
「は?小切手?なじみがないんだが」
となりました。
報酬の小切手はその国の銀行で換金作業が必要になります。
は?
イギリスの銀行口座を開設して換金作業だと?
「いやイギリスの銀行口座なんて持ってねーよ」
「口座開設なんて英語力ないおれにはハードモードだろ」
「現金でよこせよ」
内心、めんどくさっとなりました。
UK治験から紹介されるイギリスの治験会社は以下の2つです。
・リーズ…..小切手を提携銀行で換金ができる
・パレクセル…..個人でイギリスの銀行口座を開設して小切手を換金する必要がある
リーズとパレクセルは場所も会社も違います。
リーズは治験終了後、治験会社が銀行と提携していてかつ換金までUK治験の方が同行してくれます。
口座開設をする必要も無ければ手数料もかかりません。
しかし、パレクセルの場合は自分でイギリスの銀行口座を開設し自分で換金作業を行わなければなりません。
私はパレクセル治験でした。
申し込みの段階では治験先はわからない
参加が決定するまでは自分がリーズ治験かパレクセル治験かどちらに参加するかはわかりません。
募集の段階では
「何泊何日~何£(ポンド)!」
日程と金額のみで詳しい情報は決定後に教えてくれます。
UK治験に事前に聞くのもいいですがクライアント会社なので教えてくれるかはわかりません。
イギリスの銀行口座はどこがおすすめ?
結論:わかりません
イギリスでおすすめの銀行はmonzo銀行一択だったんですが2021年から観光で入国した人は審査で落ちまくりです。
理由はわからず就労・学生ビザなら通りやすい?らしいです。
私も周りの日本人治験者もmonzo銀行に申請しましたがことごとく落ちていました。
住所を変えてみたり、申請が初めての人でも2回目の人でも結局みんな落ちていました。
他の銀行も調べましたが手数料が高かったり英語でよくわかんなかったり等で諦めて日本で換金する事にしました。
小切手は換金できなければただの紙切れです。
日本の銀行でも海外小切手を換金できる
日本で海外小切手の換金は三井住友信託銀行プレスティアで行いました。
というか日本で海外を小切手を換金できる銀行は
プレスティア以外に見つかりませんでした。
海外小切手を換金できる銀行をググるといろんな銀行がでてきましたが
「現在では取り扱っておりません」
「〇〇年からサービスを停止しました」
「〇〇年より終了しております」
どこも終了していました。
コロナのせいかな?
三井住友信託銀行プレスティアの窓口に直接行った時も
「海外小切手を取り扱っているのは当行だけですからね」
と言われました。
プレスティアの口座開設から手数料・換金まで
プレスティアの口座開設から換金までは時間がかかります。
口座開設→申請から3週間
換金申請→申請から1ヶ月
口座開設→資料請求→郵送→待ち
※オンライン口座での開設不可
書類も一式ではなく暗証番号からキャッシュカードと別々で送られて来ますので郵送の待ち時間はかかりました。
そして換金は申請後1ヶ月かかります。
なげーよ
現金がすぐに欲しい人は帰国後すぐに手続きするか、参加前に事前に開設しておく事をおすすめします。
もちろん、帰国後開設でも十分間に合いますのでご安心ください。
ただ日本のSMBCプレスティアで換金予定の方はくれぐれも
「帰国後、即現金が手に入る」
とは思わないでください。
換金手数料が高い
プレスティアの換金手数料は小切手1枚につき5500円とられます。
個人的には高すぎますが海外に比べたら安いものです。
イギリスの銀行によっては1枚につき10%とぼったくりのとこもあります。
50万円の小切手だったら5万もとられます。
しかし、5500円は高い(泣)
プレスティアの換金作業はオンライン不可の窓口のみです。
直接銀行まで行かなければなりません。
支店も少なく近所にはありませんので新宿の支店に行きました。
持参物
・手数料分の現金
・マイナンバーカード
・小切手
・キャッシュカード
※印鑑は不要
換金手数料は事前に現金払いかキャッシュカードの引き落としになるので現金を持っていくか事前にキャッシュカードに入金しておきましょう。
※クレジット払い不可
ちなみにプレスティアのキャッシュカードはコンビニでも入出金(手数料あり)できますし信託銀行でない普通の三井住友銀行なら無料で入出金もできます。
私はキャッシュカードに入金もしておらず現金も忘れたので一度コンビニまで引き返す羽目になりました笑
女性との出会いは?
治験終了後こっそりロンドンでティンダーをやると日本人女性とかなりマッチしました。
マッチした女性をその日に誘って
お茶だけ→その後発展なし
で終わりました(泣)
実際に得た報酬
日本円で〇〇円でした。
換金手数料:
実際にかかった経費
渡航費→ 12万※全額補助
PCR→ 3万※全額補助
ホテル代→ 2万
食費→ 2万
移動費→ 2万
計 21万(内15万補助)
イギリスの治験バイトの感想
日本に帰る時はすごくホッとしました。
日本てやっぱいい国だな~。
楽しかった思い出
・報酬がもらえた
・英語が喋れなくてもイケるという体感
・日本人治験者との出会い
辛かった思い出
・滞在生活に飽きる
・National Rail(ナショナルレイル)が高い
・充電プラグの存在を知らなかった
・便秘になった
ロンドン治験におすすめな人
・スケジュールを空けられる人
・飛行機を予約できる人
英語ができなくてもなんとかなります。
ロンドン治験におすすめしない人
・スケジュールを空けられない人
明らかに日本の会社で働けないような人でもロンドンに来て治験を受ける事ができます。
海外の治験はイギリスがおすすめ
初めての海外治験はイギリスのUK治験がおすすめです。
・渡航費補助
・無料滞在施設あり
・スタッフによるサポート
他の海外治験では手続きから何まで全て一人でしなければなりません。
これから行く人へのアドバイス
とりあえず応募してください。
仮に直前で行けなくなっても不利益に扱われる事はありません。
募集メールの段階では日程と金額だけしか書いてないのでなんか不安です。
・航空費や滞在費は負担してもらえるのか?
・コロナ禍で隔離生活はどうするのか?
・事前検診に落ちた場合も負担してもらえるのか?
・入国のやり方は?
・帰国のやり方は?
・陰性証明書の取り方は?
・報酬の受け取り方は?
・両替はどこで?
・手数料はどの程かかるのか?
・英語が喋れないが大丈夫か?
・ロンドンは安全か?
・持参物は?
こういった疑問等が出てくるので応募するのに気が引けます。
しかし、それらは応募後⇛電話でしっかり説明があります。
まずは応募してください。
私みたいに特にスキル無しで40万~80万稼ぐ機会はなかなかありません。
貰えた時は本当に嬉しかったです。
経済的にグッと安心しました。
ちなみに紹介して欲しい方は連絡くれ。
イギリスの治験はコロナでも大丈夫?
事前にワクチンを受ければ大丈夫です。
また、検索すればイギリスで無料でコロナワクチンを受ける事ができます。
仮にイギリスで治験期間中にコロナにかかっても施設側は対応してくれます。
イギリスの治験は募集してる?
時期によりますが今後も治験募集はあります。
コロナ 治験 募集 イギリス
下記からメッセくれ
イギリス 治験 女性
女性も募集しています。
下記からメッセくれ
紹介してほしい方へ
紹介はしますが基本的に質問や相談は受け付けてません。
不明点はコーディネーターに直接聞いてください。
理由
情報が常に更新されていきますので
誤って古い情報を伝えてしまうかもしれません。
そして何より
しんどいからです。
一日に数件~数十件も
「質問なんですが…」
「あの、ここはなんで〇〇で」
「あーでこーで」
「ここを教えてほしいんですが」
無料で答えているのにかかわらず
お礼も言われず
場合によってはなんでもかんでも
無料相談口に扱われて
けっこう面倒くさいです。
質問や相談対応無しでよければ紹介しますので
下記LINEに「イギリス治験」とお願いします。
mail:kyap197@gmail.com
※質問をしてきたり失礼な場合はスルーします。
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