前回のパレクセルの結果についてです。
その後、当日になりましたが結局電話がかかってきませんでした。
結論から言うと落ちました。
膝からガクッとして現実を受け入れられない喪失感でした。
なぜなら費用は旅費、滞在費、全て自己負担です。
「この金額を取り返せないなんて」
ただでさえ金欠なのに、
本当にショックでしたが…………………………どこか安心しました。
「やっと日本に帰れる」
そう思うと金銭的な損失を考えてもホッとしました。
初めての海外旅行は辛いことが多々ありました。
当たり前ですが貧乏旅行で待遇のいい環境は望めませんでした。
「知らない、わからない、調べてもよくわからない、不安」
あわただしくて、本当にバタバタな海外旅行でした。
【初めての試練】
・英語が話せない
・道をググっても英語表記でわからない
・メトロバスも乗れない
・地名もよくわからない
・チップってなんなの?
・変な人がいて怖い
・日本よりも親切ではない
・ホームレスが怖い
・トイレが少なく立ちションは重罪
事前に準備したつもりが準備不足でした。
日本に帰れる時は本当に嬉しくてとても安心しました。
ただ、今回この記事を呼んでいる人に「うわ、アメリカ治験大変そう、やっぱおれやめとこう」とは思って欲しくはありません。
いつかまた、日本治験で貯蓄後→再チャレンジしたいと思います。
いえ必ず参加します。
目次
パレクセルで治験の結果とQ&A
私の実体験とパレクセルの治験に2回ほど参加した知人の実体験を兼ねてQ&Aにまとめました。
これからパレクセルの治験に行く人への参考になればと思います。
Q.1 日本からロサンゼルスまでの時差は?
日本が16~17時間程進んでいます。
例)
1/1 16:00出発→移動時間は直行便なら10時間
1/1 10:00到着
Q.2 片道の時間と費用は?
【費用】
羽田‐ロサンゼルス国際空港の直行便で63000円程度でした。
※早割や時期によっては安くなる可能性あり
【時間】
・直行便:10時間程
・乗り継ぎ:20時間以上
空港~パレクセルまでは2時間程です。
【空港~市街】
シャトルバスで10ドル程度
【市街~パレクセル】
シャトルバスで2ドル程度
Q.3 何日前に着いたか?
時差ボケで睡眠時間が崩れる可能性もあるので1日以上前がおすすめです。
前もって入国するなら睡眠導入剤(ドリエル等)を持って行くのもありです。
Q.4 交通関係が不安
交通関係はメトロ(ロサンゼルスのバスと市電)とUberもしくはlyftがおすすめです。
確実なのは世界の送迎アプリ※Uberで普通のタクシーよりずっと安いです。
※ウーバーイーツの大元、一般人が送迎してくれる
行き方は海外でもグーグルマップで目的地を経路検索できます。
英語が読めなくてもなんとなくわかります。
ただ、バスの停留所や電車の乗り換えが最初はちんぷんかんぷんでした。
メトロの乗り方はこちら↓↓
ロサンゼルスのメトロの乗り方
Q.5 健康診断の時間は?
案件にもよりますが9:00~12:00(3時間)でした。
早起き必須です。
Q.6 飛行機便の予約は片道?往復?片道の場合は帰りの便はいつとるのがおすすめ?
健康診断に落ちた時のことを考えると…..
往復予約が得ですが落ちた時の事を考えると何とも言えません。
落ちる場合、いつ健康診断の結果を教えてくれるかわかりません。
一番リスクが少ないのは片道予約→入院確定後予約です。
健康診断に通っても当日診断で落ちる可能性もあります。
パレクセルはリスキーな治験です。
Q.7 空いた期間はどう過ごしたか?なるべくお金を使わずに過ごしたい
基本は宿泊先で引きこもってノートパソコンでブログ記事を書いていました。
方向音痴のため外に出ると迷う恐怖と観光自体が元から興味がないので宿泊先にずっといました。
また、ネットが生命線でWi-Fiがないとこには行きたくありませんでした。
※ポケットWi-Fiの調子が悪かった
食事は外食せず近くのスーパーで済ませました。
スーパーにもよりますが日本食も普通にあります。
毎日の外食は費用がかさむのでおすすめしません。
アメリカの飲食店は日本よりも高いです。
例えば日本のファミレスならランチメニュー500円で食べれるものもありますがアメリカのレストランは2千円ぐらいは平気でします。
しかも値段の割にはおいしくなさそうです。
日本が安すぎるだけで本来、飲食店は世界的にみると値段が高いのが普通です。
娯楽はロサンゼルス公共図書館(入場料無料・トイレ・無料Wi-Fiあり)に行きました。
もし行くならリトル東京・コリアンタウン等は日本人に優しくておすすめらしいです。
Q.8 宿泊施設はどうした?
Booking.comとAirbnbで宿を探しました。
大都会ロサンゼルスの一般ホテルは1泊1万円はします。
Booking.comとAirbnbを活用して1泊2300円の民家に滞在しました。
シェアホステルなので様々な外国人と共同部屋です。
英語が喋れないので最初は人見知りモード全開でした後から慣れました。
Q.9 パレクセルの施設は完備されている?
・洗濯機:有
・パジャマ支給:無
・髭剃支給:有
・漫画:有(品数少)
・Wi‐Fi:有
ほぼネットで過ごすと思います。
Q.10 治安は大丈夫か?
歩いて通る事はないと思いますがロサンゼルス国際空港の近くがやばいらしいです。
パレクセルの施設は「グレンデール」という市でロサンゼルスの上にあるのどかな田舎です。
治安による被害はありませんでした。
そもそもロサンゼルスはアメリカの中でも治安は最上位で特に被害もありませんでした。
ホームレスは多く変な人はたくさんいましたけどね。
Q.11 服装はどんな感じ?
普通のカジュアルでいいですが英字の入ったシャツ等は海外の人によっては反感を買う恐れがあります。
事前に英字の意味を理解した上でその服を着ましょう。
私はジャージにサンダルで行きましたが途中からサンダル壊れたのでスニーカーをおすすめします。
Q.12 日本でよくてもアメリカでダメな事はある?
食事の際の音です。
麺をすする時や熱いお湯を飲む時にズズっ等と音を立てるのはマナー違反です。
あと州によっては立ちションが犯罪(でもトイレが少ない)です。
Q.13 ストレスに感じた事は?
トイレが少なくて、かつ汚いので頻尿の自分には辛かったです。
そこら辺のお店やコンビニもトイレに鍵がかかっているので利用するなら買い物は必須です。
無料トイレは駅や大きなスーパーじゃない限りないと思った方がいいです。
他にも洗濯機の使い方がわかりませんでした。
使用方法を事前にユーチューブで観ていおいた方がいいです。
Q.14 健康診断の結果はいつ?
翌日~3日程度です。
私は翌日にかかってきました。
基本は翌日で金曜日に受けると土日を挟むので3日はかかります。
電話がかかってくる時は着信音量を大きめにしていつでも出れるようにしておいてください。
折り返すと国際電話なので高いし話も長いです。
Q.15 健康診断の倍率は?
私の時は15人来て8人程度の約2倍でした。
Q.16 謝礼金の支払い方法は?
事前検査の時にペイカードというアメリカのUSバンク銀行のキャッシュカードを作らせられます。
その場で作れるすごく簡単なカードです。
報酬は全てそこに振り込まれます。
【振込時期】
入院中に半額程度→残り半分は最終来院日の3~4日後
治験終了後にすぐに帰れる訳ではないのでご注意ください。
もしかしたら海外送金でできるかもしれませんが銀行によると思います。
Q.17 海外でLINEは使えるの?
メッセージも通話も全て無料で使えます。
アメリカから日本の友人とライン通話しました。
場所にもよると思いますが快適に使えました。
途切れたりもせず電波が悪い等はなかったです。
ラインすげー。
Q.18 アメリカに持参した物は?
・下着(5枚セット)
・タオル(10枚)
・歯ブラシセット
・ドル$(前日にみずほで2万円程換金)
・カロリーメイト10箱
・ドリエル(時差ぼけで眠れないため。健康診断前は服用禁止)
・小説4冊ぐらい(重くて邪魔だった)
・折りたたみ傘
・綺麗すぎない服装
・スケジュール帳(邪魔だった)
・髭抜き
・爪切り
・耳掻き
・イヤホン
・PC
・タブレット
・ポケットWi-Fi(海外で使えるか・使えても海外パックは高すぎないか確認、場合によってはレンタルする)
・充電器
・タブレット充電器
・財布
・モバイルバッテリー
・VISA機能付きのクレジットカード
Q.19 失敗談&苦労したことは?
1.パレクセルのコーディネーターのメールのやりとり
・返事が遅いor返さない
・文章が一言で親切に教えてくれない
例)
通院はありますか?→あります
(日程送ってくれ~)
健康診断はいつですか?→そちらから指定してください
(じゃあ入院5日前がいいかな)
〇月〇日13:00(5日前)はどうですか?→健康診断は一週間前からで時間は8:00か9:00のどちらかにしてください
(それ言ってよ)
日本の様に
「この度はお問い合わせありがとうございます。
今回の案件につきまして日程・時間・詳細事項等……」
といった親切さはありません。
※メンタルが必要です
①メールがなければ催促する
②詳しく教えてくれないので確認事項はしつこく聞く
③電話した方が早いかも(国際通話料金がかかるけど)
2.入国審査官が怖かった
入国する際は必ず泊まるホテル名と住所を聞かれます。
答えられないと入国できません。
ホテルは着いてから宿を探すとを伝えましたが通用しませんでした。
通せないとなるとめちゃくちゃ怖くなります。
宿泊施設を抑えてなかったので通してもらえずカスタマーセンターに連れて行かれました。
入国審査は形式上、宿泊施設の住所が必要らしいです。
ぶっちゃけ泊まるホテルはどこでもよく実際に泊まらなくても宿泊記録を調べられたりしません。
再度入国審査を受けてようやく通過できました。
人によっては友達の家に泊まる、野宿する人もいるかもしれませんが入国審査の時は大手の宿泊ホテルをてきとうに書く事をおすすめします。
3.キャリーバッグを空港で忘れる
入国審査の時にてんぱってしまい、受付のとこでキャリーバッグを忘れました。
気付いて戻るものの既にありません。
盗まれたのか?
従業員に聞いてもカスタマーセンターに行けと言われましたが見つかりませんでした。
しかし、20分後日本人スタッフの女性が探してくれてなんとか見つかりました。
「こっちでは忘れ物は返ってこないと思った方がいいよ」と言われました。
アメリカは自己責任大国で落とし物センター等は少なく一度無くすと本当に見つからないそうです。
4.後ろから女性の奇声
道路を歩いていると後ろから見た目30代ぐらいの黒人女性が寄声をあげていました。
タンクを持ち不気味にこっちに向かってきます。
しかし、自分に向けて寄声をあげているわけではなく四方八方に声を上げていました。
追いつかれないように早歩きで逃げ切りました。
被害は全くありませんでしたが怖かったです。
5.クレジットカードが使えない
これが一番焦りを感じました。
クレジットカードはVISA機能付みずほのセゾンカードを持っていきましたが使えませんでした。
理由はわかりません。
VISAなら大丈夫だろうと思っていましたが会社によると思います。
現金少な目で後はカードって感じで来たのでマジでてんぱりました。
代わりに楽天カード(JCB)を使いましたがJCBは使えないとこもけっこうあり苦労しました。
海外に対応しているクレジットでも事前に使えるか確認しておく事をおすすめします。
6.店員が冷たかった
支払いの時にクレジットが使えないとわかった途端、露骨にため息やめんどくさい顔をされました。
・アメリカ=店員と客は対等
・日本=お客様は神様
日本人の接客は素晴らしいです。
7.今回の治験の日本人の割合は?
全て日本人でした。
8.今回の治験はどんな風に過ごしたか?
同室の人と会話して過ごす事が多いです。
全員日本人ですが海外の治験だと人見知りの日本人もみんなフランクになります。
治験情報に詳しいプロのチケラーが集まってるので仲良くなるのもいいですね。
9.日本の漫画本はあったか?
品揃えは少ないけどゴルゴサーティーンはありました。
10.食事は?
日本食の弁当でした。
味は美味しいです。
11.ゲームは何があった?
プレステがありサッカーのゲームもあった。
知人によるサンタモニカ、ハリウッド、ベニス基地であった被害体験談
聞いた話ですが、
2~3人の黒人が寄ってきてCDにサインしてくれない?と言ってくる
↓
サイン後20ドルを請求して断ると横暴な態度になり泣く泣く払うことになる
↓
お店で商品を買うと
「オリジナルTシャツもいかが?」
と難しい英語で話してきてよくわからず
「はい」
というとクレジットで500$(5万円以上)ぼったくられた。
こんな話はよく聞きます。
道端で声をかけてくる人には疑いましょう。
相手も「旅行者だな」とわかって狙って来ます。
変に親切に対応しないほうがいいと思います。
感想
英語が喋れるようになりたいと思いました。
英語を喋れる人が羨ましいです。
入国から帰国まで必ず英語を使わなければなりません。
相手が親しく話しかけてくれた時にうまく返せないと寂しかったです。
全てのアメリカ人とは言いませんがフランクな人もいます。
同室の外国人が声をかけてくれても会話が続きませんでしたし、道端で美女が話しかけてくれた時もうまく返せませんでした。
英語が喋れない人へ
私は出川英語で頑張りました。
例えば英語でリンゴはどこですか?と聞くなら
通常英語
Where is an apple?出川英語
プリーズ!アップル!アップルアップル!(手振り身振り必死)
これで大丈夫です。
なんなら「ringo!ringo!」で通用するかもしれません。
私みたいに英語が話せなくても出川英語で最低限のことは通用します。
わからないなりに積極的に話しかけると相手は答えてくれます。
~これから行く人へのアドバイス~
外国人と話すときは堂々と話てください。
英語がわからなくてもいいのでおどおどする必要はありません。
特に英語になると声が小さくなりがちです。
声は大きく喋りましょう。
事前にアプリでグーグル翻訳をインストールしておくことをおすすめします。
出発前
1.パスポートを発行する
・パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)
2.ESTA(VISA免除制度)を申請する
・アメリカ電子渡航認証システムESTA(エスタ)について
3.Booking.comとairbnbから宿を予約しておく
4.銀行でお金を換金する(みずほかUFJがおすすめ)
※空港で換金すると手数料が高い
5.飛行機便を予約する
6.必要ならば海外Wi-Fiをレンタルしておく
7.Uber、グーグル翻訳をインストールしておく
・UBERとは?意味やWiki!料金や使い方は?タクシーとの違いは?
uberの招待コードはこちら→6hya6r
初回無料乗車できます。
パレクセル治験の申込方法
公式サイトはこちらですが
↓↓
https://www.parexel.com/trials/locations/los-angeles/jp/find-study/available_studies
ぶっちゃけ公式サイトから登録しても全然メッセージが来ません。
私は友達から紹介してもらいました。
紹介して欲しい方はこちらまでメッセージをお願いします↓↓
mail⇛kyap197@gmail.com
メッセージ例)
件名:パレクセル
名前:〇〇
性別:〇〇
年齢:〇〇
国籍:〇〇
※必ずフルネームでお願いします。
所在地:
PAREXEL Los Angeles住所
Glendale Adventist Medical Center Campus
1560 E. Chevy Chase Suite 140
Glendale, CA, USA, 91206
最後に
私は今回、パレクセル治験に落ちてしまいましたが知り合いがパレクセル治験で報酬(6600$=約70万円)を得た時はまじで羨ましかったです。
過去にパレクセルの治験では10000$(約109万円)の案件も見た事があります。
一月にスキルなしで100万稼ぐ機会は滅多にありません。
プロのチケラーに至っては
アメリカ治験50万
↓
翌月イギリス治験40万
↓
翌月日本治験35万
↓
以降繰り返し
といったえげつない人もいるそうです。
狙う価値はあります。
絶対にリベンジしてやるからなーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
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